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エマ・テナント [本]

他人の書く続編なんてやめておくべき・・・って思いつつ
怖いものみたさで読んでみたのがエマ・テナント
(ジェイン・オースティンの「自負と偏見」「分別と多感」の続編)



続 高慢と偏見 (ちくま文庫)

続 高慢と偏見 (ちくま文庫)

  • 作者: エマ テナント
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 文庫



リジーの庭―『自負と偏見』それから

リジーの庭―『自負と偏見』それから

  • 作者: エマ テナント
  • 出版社/メーカー: 青山出版社
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本



エリノアとマリアンヌ―続・分別と多感

エリノアとマリアンヌ―続・分別と多感

  • 作者: エマ テナント
  • 出版社/メーカー: 青山出版社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本



「エリノアとマリアンヌ―続・分別と多感」は
登場人物同士の手紙のやりとりという形式。
いかにもありそうな展開ではあったけど・・・そりゃないよって展開[ふらふら]

それでも「自負と偏見」の続編に比べたらまだマシ。
何故、登場人物の悪い面だけをピックアップして続編にしたのか?って感じ[もうやだ~(悲しい顔)]


まあレビューをみて読まない方がいいだろうって思ってたんだけど
その後があるならという誘惑に負けました。



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The A-List Zoey Dean [本]

映画も本もブログ記事にしようって思っても
なかなか行動に起こさずにいます。

この本、オススメというのでもないのですが
どうも気になるのでメモがてら記事に。

A‐リスト〈1〉NYのお嬢様、LAへ行く

A‐リスト〈1〉NYのお嬢様、LAへ行く

  • 作者: ゾーイ ディーン
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本



一言でいうとNYのお嬢様がLAに来て、
わがままなお嬢様達と反目しつつ
それぞれが恋や、自分の目標や実績を経て
成長していくって感じのティーン向け小説。


シリーズ10で完結してるけど、翻訳は3巻でストップ。
映画化決定ってあるけど、そちらも立ち消えてるのかな~。
他の小説も確か映画化決定ってあっても その後の情報がないのがある。
とりあえず映画化の権利を買われた次点で売り文句にするのかも。
(ホントに映画化されてヒットしたら最後まで翻訳出版されるかもしれないのに)

で、何が気になったかというとヒロインの恋のお相手。
3巻までの次点で魅力あるように思えない。
それよりヒロインが振った子の方がいいじゃないのって思ったのでした。

納得いかない~と思って検索したらwikiにたどり着いたのですが
すごい詳しいあらすじ(ネタバレ)にビックリ。


リッチだけれどもそれぞれ家庭に問題のあった女の子達が
成長して、恋も成就してるようでいいんだけど。
読んでいったら納得するのかな~

本の内容は軽いし、結末も分かったのに
原作読んでみたくなっている私でした。


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高慢と偏見とゾンビ [本]


高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 作者: ジェイン・オースティン
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: 文庫


ジェイン・オースティンの 『 高慢と偏見 』 をベースに、ゾンビが加わった作品。

これを読みたいんだけど、図書館になくって。
読まれた方いますか?

ナタリー・ポートマンNatalie Portmanの映画が公開されたら図書館に入るかな・・・と待ってたんだけど。。。



怖い・・・・・・
The book trailer ってことだけど映画もこんなに怖いのかな[がく~(落胆した顔)]

Pride and Prejudice and Zombies

ちなみに映画は2011年製作予定・・・ってことで まだどうなるか
分からないかな  ttp://www.imdb.com/title/tt1374989/fullcredits#cast

ついでにナタリー・ポートマンの新作をチョイと眺めてみた

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旅心を刺激される本 [本]

本屋さんで一目ぼれ


地球を遊ぼう!

地球を遊ぼう!

  • 作者: A-Works
  • 出版社/メーカー: A-Works
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


冒険もしてみたい。

世界の小さな村

世界の小さな村

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ピエブックス
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 大型本


どうやら私、田舎に惹かれるみたい。
実際こういう小さな村を観光しようと思うと大変なのかな??
少なくとも個人旅行で日程も必要だろうな~。



これだけでは寂しいので

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ペルセポリス [本]

ふと目にはいった二冊の本。
赤い表紙の「I - イランの少女マルジ」 と青い表紙の「II - マルジ故郷に帰る」

   
ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスI イランの少女マルジ

  • 作者: マルジャン・サトラピ
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2005/06/13
  • メディア: 単行本



ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

  • 作者: マルジャン・サトラピ
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2005/06/13
  • メディア: 単行本




国際的なベストセラーになったこの本ではイラン出身の著者マルジャン・サトラピの
1979年イスラム革命以降の体験が描かれてます。

少女マルジの目を通して、革命以後の政治・生活・思想の変化を読む事が出来、
子供ながらの無邪気さから溢れる疑問・怒り・哀しみ
重い真実でありながら、風刺が効いており読みやすく、
シンプルな絵からは感情がストレートに伝わってくるようです。

  ぺる.jpg

コミックなので、私にも読みやすかった訳ですが、それでもイランについて
殆ど知らないことばかりだったので、じっくり読まなければなりませんでした。

筆者は豊かな家庭に生まれているので、普通のイランの子供の目・・・とは
違っているかもしれませんが、
それでも戦闘下で育った少女の自伝である事には違いはありません。

出版社の書籍案内のページ

この作品では日本で生活する自分の暮らしがいかに恵まれているか・・・考えさせられました。
当たり前に思ってる事も、所かわれば、この上ない幸せなんだ・・・と。
平和を願わずにはいられないそんな一冊です。

ペンギンの憂鬱 [本]

憂鬱症のペンギン・ミーシャと暮らす売れない小説家の話


ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: アンドレイ・クルコフ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: ペーパーバック





ミステリーになるのかな???

私はソフトカバー?の本が読みやすくて好きなので
本を探すときもハードカバーではなく、ソフトカバーのもの中心です。

「ペンギンの憂鬱」はカバーデザインの可愛さと不思議なタイトルに惹かれたのですが
思った以上に面白かったです。


アンドレイ・クルコフはウクライナ・レニングラード生まれのロシア語作家
この「ペンギンの憂鬱」のペンギン・ミーシャは人気が高く
続編「カタツムリの法則」も書かれたそうで気になってます。

この本が気に入ったので同じアンドレイ・クルコフの
「大統領の最後の恋」も読んだのですが・・・・
こちらはチョット読みずらかったデス


くそったれ、美しいパリの12ヶ月 [本]

レオン・カラックスの新作TOKYO!<メルド>のインタビューを見てから
気になっていたのが「メルド」という言葉

:::::::一部抜粋:::::::::::::::::::::::::::

「私自身、この言葉が大好きです。
この映画は子供のように退化していく"私たちの時代"について語ったものでもあり、
この怪人は"子供"そのものだと思います。
子供ってよく『うんこ!』とかって平気で口にしますよね」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

実際、フランスの人はよく「メルド」を言うらしい。
子供が言うってイメージはドクタースランプあられちゃん
それだと、子供語?のカカ caca うんこ  っぽいのになあと・・・

英語の「Shit」になるんだろうけど、この言葉が好きっていうのも・・・???

そんな時にたまたま読んだのがコチラ

    pari.jpg

「くそったれ、美しいパリの12ヶ月」 A Year in the MERDE
                   ステーヴン・クラーク著

これは、フランスでティールームをオープンするためフランスの会社に
雇われ、奮闘するイギリス人の物語。
200部の自費出版が、イギリスナンバー1のベストセラーになったという
興味深い作品。

フランスとイギリスの関係なども垣間見ることが出来て面白かったのですが
この本のタイトルの通り、「メルド」がたくさん出てきます。

なんてグッドタイミングなんだろう。

メルドには”幸運を祈る”という意味もアルそうだ
「メルド」という言葉がどうして好かれているのか、分かった気がしました

おまけ
「メルド」の活用例を紹介しているサイトがありました。
フランス語オンライン講座  http://www.france-jp.net/01cours/08slang/01.html

気をつけてフランス映画を見ていたら、「メルド」が何度か登場してきました。
(たまたま悪態?をつくシーンの多い作品でした)

フランス語を知っている人には 当たり前のことなのでしょうが
なんか新鮮でしたので記事に。。。
下ネタ?で失礼いたしました

この本の続編「MERDE Actually」も訳されるといいなあ。。。
タイトルがどんなになるのか興味深い。。。

タグ:フランス

想い出を売る店 [本]

「想い出を売る店」
ぶん*いちごの王さま え*田村セツコ
 
思い出.jpg  

私が持っている本の中で二番目に古い一冊です。

思い出2.jpg

パステル調のイラストが可愛いのですが
大人の絵本という感じです。

いちごの王さまって??と思ったら
サンリオの創業者・代表取締役社長 辻信太郎さんだそうです




そして一番古いのは

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タグ:絵本

キリンと暮らす クジラと眠る [本]

原題の(ハッケの博物誌)にあるように動物に関する本



キリンと暮らす クジラと眠る

キリンと暮らす クジラと眠る

  • 作者: アクセル ハッケ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/06/29
  • メディア: 単行本


固くてツルツルした紙で、挿絵もオールカラーなので
本というか絵本?のような感じ!?

ぞう.jpg

挿絵にあるようにユーモアが利いていて面白いの。
各動物のエピソードに紹介されている文献は現実に存在するようなのですが
奇想天外?的なものも。

一気に読む・・・というよりは 気の向いた時に
読んでみようって思った動物の項目?を読むのが適してるかな~。

私は図書館で借りたのですが。。。
買っちゃおうかな~なんて思ってマス。

ただですね。。。くじらに関してはやっぱりそうくるか。。。って感じだったんですけど


くまのパディントン [本]


小学生の時に、「漫画以外の本をクリスマスプレゼントに買ってあげよう」と
言われて選んだ一冊

   
「パディントンのクリスマス」

くま.jpg

なんだかんだ気に入っていて、いまだに持っています。

本に出てくる食べ物が気になってしかたなかったのですが
なかでも影響の大きかったのを2つご紹介。

まずは大きな牛の目玉・・・・かっこ書きではっか入りのあめ玉
と あるのですが 良く分からなくて
かなり長い間、イギリス人は牛の目玉を食べるのだと思い込んでいました
英語ではなんて書いてあったんだろう???

逆にこの本がキッカケで食べるようになったのが
パディントンの好物、ママレードジャム

でも、クリスマスはイチゴの乗ったケーキを食べました

    くま2.jpg

この「パディントンのクリスマス」、シリーズ2冊目



くまのパディントン 全10巻

くまのパディントン 全10巻

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 単行本



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