見出された時「失われた時を求めて」より [映画 ヨーロッパ]
見出された時はマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の
最終章にあたります。
(ちくま文庫では全10巻の長編作品ですが集英社からも新たに出版されたようです)
出演:ジョン・マルコヴィッチ,エマニュエル・ベアール,カトリーヌ・ドヌーヴ, マリ=フランス・ピジエ,
ヴァンサン・ペレーズ
『最終篇「見出されたとき」は全篇の結論であり、これまで書かれてきた物語を
意味づけると共に、この作品全体の秘密を解き明かす総決算の部分といってよい』
この作品によりプルーストの考える文学の本質、人が生きることの本質までもが
解き明かされる。~パンフレットより~
この作品は大都市での単館上映のみでした。
当時、ジョン・マルコビッチに嵌っていた私は公開を知ると
まず東京で、一回では理解出来なかったので名古屋でも観ました。
同じ作品を二度映画館で見るのは初めての事です。
私は原作を知らなかったので前後する時間軸に混乱してしまいますが、
それでも美しい映像、癖のある登場人物達を見事に演じる俳優達・・・是非観てもらいたい作品です。
失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)
- 作者: プルースト
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/11/17
- メディア: 文庫
失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
- 作者: マルセル プルースト
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 文庫
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