クリスチアナ・ブランド 領主館の花嫁たち [本]
・あらすじ・
1840年、当主の妻を若くして失ったその領主館は、悲しみに沈んでいた。そして、愛らしい双子の姉妹の家庭教師として館を訪れたテティことテターマンもまた、癒しがたい傷を負う身であった。屈託なく懐いてくる、見分けがつかないほどよく似た双子の姉妹に、徐々に生きる希望を取り戻していくテティ。しかし、館に頻発する怪異が、テティと双子の姉妹の運命を、容赦なく翻弄していく…。
ヒロインかな?と思った人がヒロインでなく・・・と展開が面白かった。
amazonのレヴューで「嵐が丘」に近いと書かれてた方見えましたが確かにそんな感じ。
ダークだけど純粋でもある。
他の作品も読んでみたくなりました。
著者のクリスチアナ・ブランドはイギリスの推理作家、児童文学作家。
イギリス領マラヤ(マレーシア・シンガポールのあたり)で生まれ、イギリス領インド帝国で育ち
のちにイギリスへ戻りますが、父親の破産により未成年の頃から色々な職につき色々な経験を積まれたそうです。
児童文学の「ふしぎなマチルダばあや」はエマ・トンプソン、コリン・ファース、トーマス・サングスターで映画化。
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
エマ・トンプソンの演技が強烈だった記憶があります。
それにしてもコリン・ファース沢山の作品に出演してるな~
2015-10-21 22:25
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0